2017年10月21日 09:42 | 無料公開
【ワシントン共同】マティス米国防長官は20日、上院軍事委員長のマケイン議員(共和党)らと会談、米軍がアフリカで対テロ作戦を拡大する方針を表明した。過激派組織に対する柔軟な軍事行動を可能にするため、部隊行動の制約緩和にも乗り出すという。 シリア、イラクで要衝を奪還された過激派組織「イスラム国」(IS)は壊滅状態に陥ったとされるが、アフリカではイスラム過激派の伸長が懸念されている。 マティス氏から説明を受けたグラム上院議員(共和党)は「対テロ戦争は変容しつつある」と指摘し、アフリカで「米軍の軍事行動をより目にすることになるだろう」と記者団に述べた。