22~24日、広範囲で大雨 台風北上、列島大荒れ 

台風21号の予想進路(20日21時現在)

 超大型で強い台風21号は20日、フィリピンの東の海上を北上した。21、22日は沖縄・奄美と九州、22~24日は太平洋側を中心に西日本から北日本の広い範囲で大荒れの天気となる見通しで、気象庁は土砂災害や河川の増水、低地の浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、台風は発達しながら北上し、非常に強い勢力で沖縄に接近し、強い勢力を保って23日には西日本から東日本に上陸する可能性がある。

 21日午後6時までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで、沖縄、九州南部・奄美180ミリ、近畿、東海100ミリ。22日以降、雨はさらに強まる見通し。


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