奄美など世界自然遺産へ手応え 現地調査に環境省 

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は20日、日本が2018年の世界自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の現地調査を終えた。環境省の担当者らは沖縄県石垣市での会見で、調査員が「地域の動物たちを見ることができ、大変感動的だった」と話したと明かし、登録に手応えを見せた。

 国際自然保護連合(IUCN)の2人が、11日から調査。この日、米軍の大型ヘリコプターが遺産推薦地に近い沖縄県東村で不時着、炎上する事故が起きた。環境省によると、現場が推薦地の外だったことを確認するのみで、問題視するような質問はなかった。


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