プレ金、月末にこだわらず 早帰りわずか1割、柔軟運用へ 

 月末の金曜日に仕事を早く切り上げ消費を楽しむ「プレミアムフライデー(プレ金)」について、経済産業省と経団連などでつくる推進協議会は20日、今後は月末にこだわらない柔軟な取り組みを企業に促していくことを決めた。忙しい月末に早期退社できる人は限られるため、現実に即した柔軟な運用に見直す。

 推進協議会が全国の2015人を対象に実施した調査では、プレ金の認知度は約9割と高い水準だったが、実際に通常よりも早く退社できた人は約1割にとどまった。

 今後は職場ごとに適切な退社時間を設定したり、月末以外の金曜日に振り替えたりするなど、柔軟な運用を推奨することにした。


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