弟子の松鳳山関「回復を祈る」 二所ノ関親方、頭部手術で 

稀勢の里関の土俵入りで太刀持ちを務める松鳳山関(左)=大阪府枚方市

 大相撲の元大関若嶋津の二所ノ関親方(60)=本名日高六男=が19日に、千葉県船橋市の市道で倒れているところを発見され、頭部の手術を受けたことについて、弟子の幕内松鳳山関が20日、秋巡業が行われた大阪府枚方市で取材に応じ「命に別条がないと聞いた。あとは親方が回復することを祈るばかり」と話した。

 巡業に参加した松鳳山関は、稽古では土俵に上がらず、硬い表情で体を動かし、早めに支度部屋に下がった。部屋頭の関取は、横綱稀勢の里関の土俵入りの太刀持ちなどでも気丈に振る舞い「九州場所がある。親方が元気になるような相撲を取りたい」と語った。


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