宮城県知事選、22日投開票 4選狙う現職に新人挑む 

 任期満了に伴う宮城県知事選は衆院選と同じ22日投票、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、新人の元団体役員多々良哲氏(59)=共産推薦=と4選を目指す現職村井嘉浩氏(57)。

 3期12年の村井県政への評価が主な争点。「東日本大震災からの復興を完結させる」と訴える村井氏は自民、公明両党の県組織から支援を受け、戦いをリードしている。知名度不足で伸び悩む多々良氏は、脱原発や医療福祉の充実などを主張している。

 前回2013年の投票率は過去2番目に低い36・58%だった。今回は衆院選との同日選で上昇の見込み。4日現在の有権者数は194万7066人。


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