東京パラ、ホテル対策で一定評価 自転車会場は経過報告 

 2020年東京パラリンピックの準備状況を確認する大会組織委員会と国際パラリンピック委員会(IPC)の事務折衝が19日、東京都内で始まり、障害のある一般客向けのバリアフリー対応が不十分とIPCから指摘されているホテルの客室について、国と基準見直しへ取り組むなどの対応策を報告し、一定の評価を得た。

 唯一決まっていない自転車ロードの会場は原則として五輪のコースを踏まえて設定する方針で、経過が報告された。来年3月までの決定を目指す。五輪では東京から富士山周辺の富士スピードウェイ(静岡県小山町)にゴールする変更案で最終調整している。

 事務折衝は20日まで行われる。


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