タリバン襲撃で兵士ら58人死亡 アフガン、軍や警察狙う 

 【イスラマバード共同】アフガニスタン南部や北部、西部の3州で18日夜から19日にかけて、武装集団による軍基地や警察施設への襲撃が相次ぎ、国防省などによると兵士や警察官の少なくとも計58人が死亡した。反政府武装勢力タリバンが襲撃を認める犯行声明を出した。

 国防省報道官などによると、南部カンダハル州で18日夜、車両を使った自爆テロとみられる爆発が軍基地で発生。その後武装集団が基地内に侵入し、激しい銃撃戦になった。19日までに兵士ら少なくとも43人が死亡した。当時基地には少なくとも60人の兵士がいたが、行方不明者もおり、壊滅状態だという。


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