対ミャンマー制裁要請、米議員団 少数民族ロヒンギャ迫害で 

 【ワシントン共同】ロイター通信は18日、米共和、民主両党の下院議員40人以上が、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ迫害問題で同国に対する制裁復活を求める書簡をティラーソン国務長官に送ったと報じた。人権侵害に関与した軍幹部の渡航禁止などを要請している。

 周辺諸国に逃れる難民の急増などを受け、トランプ政権は対ミャンマー制裁を検討しているもようだ。ティラーソン氏は18日の講演で、ミャンマー軍に「責任を取らせる」と述べたが、制裁に踏み切るかどうかには言及しなかった。

 議員団は書簡で「ミャンマーの指導者たちは現実から目を背けている」と指摘した。


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