2017年10月17日 15:50 | 無料公開
シマ・ワリさん=2001年(ロイター=共同)
シマ・ワリさん(アフガニスタン出身の女性支援活動家)17日の米紙ニューヨーク・タイムズによると9月22日、米南部バージニア州の自宅で脳神経疾患の多系統萎縮症のため死去、66歳。
アフガン南部カンダハル生まれ。女性も大幅な自由が認められた王政時代にカブール大で経営学を学び、78年のクーデターを機に米国へ移住。戦争で虐げられた女性を支援する団体を組織した。
01年のタリバン政権崩壊後にドイツで開かれた暫定政権協議にザヒル・シャー元国王派として参加。注目を集めた指導者の一人だった。05年から闘病生活を送っていた。(ニューヨーク共同)