北朝鮮亡命幹部、制裁の影響指摘 「多くの国民死ぬ」 

16日、ニューヨークの教育・広報機関で講演する李正浩氏(共同)

 【ニューヨーク共同】北朝鮮で外貨稼ぎを統括する朝鮮労働党39号室の元幹部、李正浩氏(米在住)は16日、米国や国連安全保障理事会の新たな対北朝鮮制裁を受け「北朝鮮が1年間乗り切れるか分からない。多くの人が死ぬだろう」と述べ、北朝鮮国民にも多大な影響が及ぶとの考えを示した。

 米ニューヨークの教育・広報機関アジア・ソサエティーで講演した。李氏は2014年10月に韓国に亡命するまで、39号室で次官級ポストを歴任。石炭や海産物輸出を手掛け、北朝鮮経済の仕組みに精通している。


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