2017年10月17日 10:15 | 無料公開
16日、イラク政府軍などが掌握した同国キルクークの中心部で、歓喜する人々(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】イラク北部の油田地帯キルクークで中央政府とクルド自治政府の部隊が衝突したことに関し、トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスでの記者会見で「われわれはどちらにも肩入れしない」と述べ、中立の立場を維持する考えを示した。
トランプ氏は、クルド側と中央政府のどちらとも「長年にわたって良い関係を築いてきた」として「衝突は望んでいない」と強調した。国務省のナウアート報道官は16日の声明で、さらなる衝突を避け、対話を促進するために双方と連携していると説明した。