被爆者、核禁止条約批准を 国連で推進国やNGOイベント 

16日、ニューヨークの国連本部で被爆証言をした木村徳子さん。右はオーストリアのハイノツィ大使(共同)

 【ニューヨーク共同】国連総会第1委員会(軍縮)が開かれているニューヨークの国連本部で16日、被爆者の証言を聞き、7月に採択された核兵器禁止条約への批准を求めるイベントが開かれた。日本の非政府組織(NGO)ピースボートと、条約を推進するオーストリアとコスタリカの国連代表部が共催した。

 ピースボート共同代表で、今年のノーベル平和賞受賞が決まった核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲国際運営委員が司会を務め「(共催した)両国などの努力があって条約ができ、平和賞の受賞が決まった。できるだけ早く発効させたい」とあいさつした。


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