精神医療報道に17年度の大賞 医学ジャーナリスト協会 

 NPO法人「日本医学ジャーナリスト協会」は16日、2017年度の協会賞の新聞・雑誌部門に、精神医療の実態を追った南日本新聞社の連載「精神障害とともに」を選んだと発表した。

 精神科病棟で縛られている患者が多いことなどから国際的に批判を浴びている日本の精神医療問題を、人口当たりの病床数が最も多い鹿児島県で浮き彫りにした。

 大賞の書籍部門には医師の桑島巌氏が執筆した「赤い罠 ディオバン臨床研究不正事件」(日本医事新報社)、映像部門には公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」のドキュメンタリー映画「Given~いま、ここ、にあるしあわせ~」を選出した。


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