2017年10月11日 05:00 | 有料記事
袖ケ浦市を発着点に風光明媚(めいび)な南房総の海岸線や丘陵を巡るサイクリングイベント「ツール・ド・ちば2017」が9日閉幕した。最終日は南房総市富浦から袖ケ浦市までの丘陵地帯を抜ける“山岳コース”約92キロに挑戦した。
参加者は房総の丘陵地帯を北上し、日本画家・東山魁夷の出世作「残照」のモデルにもなった鹿野山九十九谷へ。標高差約300メートルの難所を一気に駆け上がった。昼食会場の鹿野山ビューホテルでは、シシ肉入りのカレーに舌鼓。最寄りの古刹(こさつ)・神野寺に参拝し、道中の無事を祈った。
最終ゴールは7日に出発した袖ケ浦海浜公園。ヤシの木が並び“千葉フォルニア”とも呼ばれる海沿いの直線道路を快走し、午後2時ごろから続々と到着した。参加者たちは完走証を手に互いの健闘をたたえ合いながら、1年後の再会を誓った。
◆ステージ3完走者コメント
◇先頭でゴールした市原市の会社員、中島翔 ・・・
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