2017年10月4日 16:52 | 無料公開
米カリフォルニア州にあるヤフーの看板=2016年7月(AP=共同)
【ニューヨーク共同】米検索大手ヤフーによる約30億件の個人情報流出について、上院商業科学運輸委員会のスーン委員長は3日、「消費者は説明を期待している」と表明、公聴会を開いてヤフー側に証言を要請する方針を明らかにした。
米国では、膨大な情報を扱うインターネット企業への規制を求める声が強まっている。昨年の米大統領選でロシアがソーシャルメディアを悪用して選挙結果に影響を与えようとした疑惑を巡り、フェイスブック(FB)などへの圧力も強まっている。今回の情報流出が規制論を勢いづかせる可能性がある。