体内時計にノーベル医学賞 米3氏、狂うと時差ぼけに 

ノーベル医学生理学賞の発表会場に映し出された(左から)ジェフリー・ホール氏、マイケル・ロスバシュ氏、マイケル・ヤング氏=2日、ストックホルム(AP=共同)

 【ストックホルム共同】スウェーデンのカロリンスカ研究所は2日、2017年のノーベル医学生理学賞を、生物の体内時計の仕組みを発見した米ブランダイス大のジェフリー・ホール名誉教授(72)ら米国人3人に授与すると発表した。

 人を含む動物や植物は、地球が自転することで起きる昼夜のリズムに合わせて、代謝や睡眠などの活動が起きている。人では海外旅行でリズムが狂うと時差ぼけの原因になるほか、不眠症やうつ病など健康に悪影響が出ることもある。

 他の2人は、ブランダイス大のマイケル・ロスバシュ教授(73)と米ロックフェラー大のマイケル・ヤング教授(68)。


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