「関西みらいFG」発足へ 3地銀統合で正式契約 

記者会見後、手を重ねる(左から)近畿大阪銀行の中前公志社長、りそな銀行の菅哲哉副社長、関西アーバン銀行の橋本和正頭取、みなと銀行の服部博明頭取=26日午後、大阪市

 りそなホールディングス(HD)傘下の近畿大阪銀行と、三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の関西アーバン銀行、みなと銀行は26日、来年4月の経営統合で正式契約を結んだと発表した。統合に先立ち、11月に持ち株会社「関西みらいフィナンシャルグループ(FG)」を設立する。

 大阪府を主な営業基盤とする近畿大阪銀と関西アーバン銀は2019年4月をめどに合併し「関西みらい銀行」となる。兵庫県が基盤のみなと銀は独立を維持する。

 関西みらいFGは来年4月に東京証券取引所に上場する。上場後もりそなが株式の約51%を保有し、連結子会社とする。


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