2017年9月26日 09:48 | 無料公開
国内未承認のしわ取り用機器「サーマクール」を医療施設に販売したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで大阪市の美容機器販売会社「セイルインターナショナル」の社長らが逮捕された事件で、同社が先端の部品を使い回せるよう細工し「5回程度使っても大丈夫」と宣伝、販売していたことが26日、捜査関係者などへの取材で分かった。 厚生労働省によると、先端の部品には電磁波を和らげる保護膜があり、本来は施術1回ごとに交換が必要。無許可で医療機器の部品を改造することも同法で禁じられており、大阪府警生活環境課はコスト削減を売りに不正な営業をしていたとみて調べる。