住宅に十数人分の骨つぼ、東京 引き取り手なく保管か 

 東京都板橋区の集合住宅の一室で8月末、骨つぼに納められた十数人分の遺骨が見つかり、警視庁高島平署に届け出があったことが24日、同署への取材で分かった。いずれも自治体の許可を得て火葬されており、事件性はないという。

 高島平署によると、遺骨の見つかった部屋に住む高齢の女性が室内を整理したところ、親族のものではない複数の骨つぼを発見し、同署に届け出た。女性の夫が以前、葬儀関係の仕事をしており、引き取り手のなかった遺骨を保管していたとみられる。

 遺骨は全て数十年以上前に火葬されており、埋葬許可証も保管されていた。身元の分からないものはないという。


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