米爆撃機、北朝鮮沖を飛行 「今世紀で最も北まで」 

23日、米領グアムのアンダーセン空軍基地で離陸の準備をするB1戦略爆撃機(Joshua・Smoot軍曹撮影、米空軍提供・AP=共同)

 【ワシントン共同】米国防総省は23日、米空軍のB1戦略爆撃機などが北朝鮮の東方沖合の国際空域を飛行したと発表した。朝鮮半島沖合を今世紀に入って最も北側まで飛行したと強調し、北朝鮮を強くけん制した。

 飛行したのは在グアム空軍基地を飛び立ったB1が2機、護衛に当たった在沖縄米軍基地のF15戦闘機6機の計8機。

 国防総省の報道官は「北朝鮮のいかなる脅威に対しても、米大統領が多くの軍事的選択肢を持っていることを示すメッセージだ」とした上で「われわれは米国と同盟国とを守るために、あらゆる軍事力を行使する用意がある」と訴えた。


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