10月から育休2歳まで取得可能 無年金者救済の支給も開始 

 10月から子育て支援や年金、医療で仕組みが変わる。育児休業は最長子どもが2歳になるまで取得できるようになるほか、加入期間が足りずに無年金だった人への支給がスタート。医療では高齢の入院患者の一部で費用の負担が増える。

 育休の期間は、現在は原則として子どもが1歳まで。保育所に入れない場合などでも、延長できるのは1歳6カ月までだが、10月1日からはさらに2歳に達する日まで延ばせる。待機児童が増え続ける中、預け先が見つからないことによる離職を防ぐため。

 雇用保険から出る育児休業給付金も最長2歳まで延長する。支給額は最初の半年間は賃金の67%、それ以降は50%。


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