米携帯2社近く合併合意か ソフトバンク系が少数株主 

米フロリダ州にあるスプリントの店舗=2016年3月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】ロイター通信は22日、ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話4位のスプリントと3位のTモバイルUSによる合併協議が近く基本合意に達する見通しとなったと報じた。合併後の新会社の株式は、TモバイルUSの親会社ドイツ通信大手ドイツテレコムが過半数を握り、ソフトバンクの保有比率は50%未満になるという。

 スプリントとTモバイルUSは基本合意した後、両社の資産価値を評価し、10月末までに合併条件の詳細を詰めるとみられる。

 ロイターによると合併が実現すれば、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tの上位2社に近づく。


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