パラ陸上世界王者らが意気込み 佐藤友祈、「最大限の力を」 

障害者陸上のジャパンパラ大会開幕を前に記者会見でポーズを取る(左から)佐藤友祈、佐藤智美、芦田創、佐々木真菜=22日午後、福島市内のホテル

 障害者陸上のジャパンパラ大会(23、24日・とうほう・みんなのスタジアム)に出場する有力選手の記者会見が22日、福島市内で行われ、7月の世界選手権で男子400メートル、1500メートル(車いすT52)の2冠を達成した佐藤友祈(WORLD―AC)は「ベスト更新まではいかないと思うが、今の最大限の力を発揮したい」と意気込みを述べた。

 4日の国際パラリンピック委員会(IPC)理事会では、東京パラリンピックの陸上の種目決定が先送りとなった。世界王者となった得意種目の実施が不透明な状況にある佐藤は「決まった種目で金メダルを取れるよう頑張るだけ」と話した。


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