河野外相、北への圧力強化訴え 安保理閣僚会合で 

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は21日、「大量破壊兵器の拡散防止」を議題にした閣僚級会合を開いた。米国が開催を要請した。日本からは河野太郎外相が出席し、核開発を続ける北朝鮮の行動を変えさせるには「(国際社会の圧力は)今のままでは不十分で、さらなる圧力が必要だ」と訴えた。

 ティラーソン米国務長官は、北朝鮮が核開発を進めても得られるのは「孤立と悪名、貧困だけだ」と強調。北朝鮮に核の放棄を強く促した。

 会合ではほかに、トランプ米政権から厳しい批判が出ているイラン核合意や、一般市民に対して化学兵器が使われた疑いがあるシリア内戦も協議された。


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