EU、北朝鮮への制裁強化 日韓に連帯 

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)加盟国は21日の大使級会合で、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への投資禁止や、輸出を認めないぜいたく品の拡大など、EU独自の制裁強化で基本合意した。欧州メディアが報じた。10月16日の外相理事会で正式合意の見通し。効果は小さいが、日本や韓国への連帯を示す。

 EUは北朝鮮に原油を輸出していないが、原油禁輸でも合意した。

 EUはこのほか、北朝鮮の送金可能額を現行の1万5千ユーロ(約200万円)から引き下げることを計画。現在ポーランドに約500人いる北朝鮮労働者を300人に減らすことも検討している。


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