非核保有国が北朝鮮非難 外相会合で日本主導声明 

 【ニューヨーク共同】日本など非核保有12カ国でつくる「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」の第9回外相会合が21日、ニューヨークで開かれた。日本の河野太郎外相とドイツのガブリエル外相が共同議長を務め、北朝鮮の核開発を強く非難し、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議の履行を各国に要求する共同声明を採択した。

 安保理非常任理事国の日本が声明の作成を主導した。アジア、中東、アフリカなど地理的な広がりがあるNPDIの枠組みも活用し、北朝鮮への圧力強化を図る。

 会合後、河野氏は記者団に「世界は真の脅威に直面している」と強調した。


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