制裁が子どもの人権を侵害 国連委員会で北朝鮮大使が批判 

 【ジュネーブ共同】国連の「子どもの権利条約」委員会による北朝鮮への審査が20日、ジュネーブで行われ、北朝鮮の韓大成駐ジュネーブ国際機関代表部大使が「執拗で悪意のある制裁措置が子どもの生存の権利を侵害している」と述べ、国連の経済制裁を批判した。

 委員会は、政治犯収容所に子どもがいるか、子どもへの虐待の統計はないかなどをただしたが、北朝鮮側はいずれも否定した。

 北朝鮮での子どもの状況を巡っては、国際人権団体が児童労働や虐待があるとして強い懸念を示している。


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