校舎に12歳の女児、救出に全力 メキシコ、死者245人 

20日、地震で崩壊した学校から運び出されるがれき=メキシコ市(共同)

 【メキシコ市共同】メキシコ中部で19日に起きたマグニチュード(M)7・1の地震で、同国当局は20日から21日にかけ、各地で行方不明者の捜索を続けた。校舎が崩壊した首都メキシコ市南部の学校では、がれきに閉じ込められた女児の生存が確認され、救助隊員らが救出作業に全力を挙げた。AP通信によると、地震の死者は少なくとも245人となった。

 ロイター通信によると、女児は12歳。わずかな隙間から救助隊員と話ができる状態だが、狭い場所に挟まっているとみられ救出は難航している。水を飲みたいと訴えたため、ホースで水を与えたという。


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