五輪通訳ボランティア養成講座 上智大、6言語で実施 

2020年東京五輪・パラリンピックに向け上智大で開講された通訳ボランティアの養成講座で講演する西川千春さん=20日、東京都千代田区

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、上智大は20日、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語の6言語で実施する第1回通訳ボランティア養成講座を開いた。大会組織委員会の応援プログラムの一環として21日まで行われ、大学教育の現場からも大会機運の盛り上げを図る。

 講座は組織委と連携協定を結ぶ大学の学生が対象。スポーツ通訳の基礎知識や各言語の通訳技法、共生社会の実現や多様性への取り組みについても理解を深める。上智大は1964年東京大会でも通訳の養成や学生ボランティアを派遣した実績がある。


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