ロシア選手検体調査、年内判明へ 平昌五輪控えIOC 

 【リマ共同】国際オリンピック委員会(IOC)がリマで開いた15日の総会で、2014年ソチ冬季五輪に出場したロシア選手のドーピング検体にすり替え工作があったかどうかを調査した結果が年内にも判明する見通しが報告された。来年2月の平昌五輪に出場する可能性がある選手を優先して調べており、規律委員会の責任者を務めるオズワルド委員は「一定数の選手の罪を問う要素を見つけた」と語った。

 国ぐるみの不正システムについては別の委員会が調査中で、平昌五輪前には出場の可否を判断する材料が示される見通しという。


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