2階火勢強く逃げ遅れか、秋田 5人死亡のアパート火災 

 秋田県横手市で5人が死亡した22日未明のアパート火災で、建物2階部分の火の勢いが強かったことが23日、管理人の男性(63)らへの取材で分かった。秋田県警や消防は、2階周辺が火元となり、安否不明で亡くなったとみられる住人5人が逃げ遅れた可能性もあるとみて、出火原因を調べている。

 管理人は現場の「かねや南町ハイツ」2階に居住しており、22日午前1時ごろ、物音に気付いて目を覚まし、窓から配管を伝って避難。建物を見ると、自分の部屋が燃えていて、2階部分から勢いよく火が上がっていたという。火は約5時間後に消し止められたが、木造2階建て約470平方mを全焼した。


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