東証、午前終値1万9384円 米朝緊張懸念し続落 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 週明け21日午前の東京株式市場は、米韓合同指揮所演習の開始により北朝鮮と米国の緊張拡大が懸念され、日経平均株価(225種)は続落した。利益を確定させる売り注文で下げ幅は一時100円を超え、取引時間中として3カ月半ぶりの安値を付ける場面もあった。

 午前終値は前週末終値比85円77銭安の1万9384円64銭。東証株価指数(TOPIX)は3・67ポイント安の1593・69。

 朝方は前週末に大幅安となった反動で上昇して始まったが、買い一巡後は北朝鮮情勢への不安感から下げに転じた。


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