車3台で爆破テロ計画か 警察、隠れ家遺体特定急ぐ 

スペイン・バルセロナの歩道に車両が突っ込んだテロの現場=17日(AP=共同)

 【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の連続テロで、警察当局は20日の記者会見で、計12人の犯行グループがレンタル会社から借りた3台のワゴン車に爆発物を満載し、州都バルセロナで多発テロを計画していたとの見方を示した。

 隠れ家兼爆弾製造所とされるバルセロナ南西約150キロのアルカナーの民家で16日夜、爆発があり、焼け跡からは2人の遺体が見つかった。地元メディアはうち1人が連続テロを主導したイスラム教のイマーム(指導者)だった可能性があると伝えており、警察はDNA鑑定などで遺体の身元特定を急いでいる。


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