俳句甲子園、開成高が2連覇 準優勝は愛知・幸田 

「俳句甲子園」の決勝戦に出場した私立開成高の生徒たち=20日午後、松山市

 高校生が俳句の出来栄えや鑑賞力を競う第20回「俳句甲子園」の決勝戦が20日、松山市で開かれた。私立開成高(東京)が愛知県立幸田高を破り、2年連続10度目の全国優勝を果たした。

 1チーム5人で構成。愛媛県立松山西中等教育学校と開成高、岩手県立水沢高の3校、宮崎県立宮崎西高と幸田高、敗者復活戦に勝った福島県立会津高の3校がそれぞれ決勝リーグを戦い、2校が勝ち上がった。他4校には「子規・漱石生誕150年記念賞」が贈られ、個人の部最優秀賞には「旅いつも雲に抜かれて大花野」の句で開成高3年岩田奎さん(18)が選ばれた。

 過去最多の25都道府県40チームが出場。


  • LINEで送る