子どもの自殺防止で官民連携 夏休み明け孤独にならないで 

 夏休みが明けた新学期の時期に多くなる子どもの自殺を防ごうと、文部科学省は企業などと連携し、いじめや不登校などの悩みへの相談態勢を強化するキャンペーンを18日までに始めた。

 政府の調査では、18歳以下の自殺者は9月1日前後に急増する傾向にあり、こうした状況を踏まえ官民が連携。文科省は「休み明けは気持ちが沈みやすいが、孤独にならず、支援の手が差し伸べられていることを知ってほしい」と呼び掛けている。

 キャンペーンの参加企業・団体は、電話相談のほか、8月下旬から期間限定で無料通信アプリ「LINE」に相談窓口を開設する。


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