大分・日田の小中学校で始業式 豪雨で夏休み前倒し 

大分県日田市立小野小学校の始業式で、校歌を歌う児童たち=18日午前

 九州北部の豪雨で大きな被害が出た大分県日田市で市立戸山中と小野小が18日、例年より1週間早く2学期の始業式を行った。両校は豪雨発生翌日の7月6日から臨時休校となり、夏休みの開始も6日間前倒ししていた。

 市教育委員会によると、小野小は教室や体育館が床下浸水したほか、校舎周辺で土砂崩れが起きたため、全児童33人は約4キロ離れた戸山中の空き教室を使用。戸山中体育館ではこの日、戸山中に続き、小野小の始業式が開かれた。冷川善幸校長が茨城県常総市などから届いた応援メッセージを紹介し「一生懸命頑張ることが、支えてくれる人へのお礼になる」と児童たちへ呼び掛けた。


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