神戸の新演芸場は「喜楽館」 一般公募で決定、文枝さん発表 

「神戸新開地・喜楽館」の名称を発表する桂文枝さん(左から2人目)ら=16日午前、神戸市兵庫区の新開地商店街

 大阪市北区に2006年に開業した落語定席「天満天神繁昌亭」に次ぐ「第2の繁昌亭」として、神戸市兵庫区の新開地商店街で開設計画が進む演芸場を巡り、上方落語協会の桂文枝会長らが16日、新開地商店街で記者会見し、名称は「神戸新開地・喜楽館」に決まったと明らかにした。

 名称は今年3月から一般公募した1046通の応募から決めた。同日、来年3月末の完成を目指し、起工式も開催。来年夏には神戸に新たな笑いの館がオープンする。

 文枝さんは「昔は東の浅草、西の新開地と呼ばれたほどの土地。神戸はおしゃれなので、ジャズや将棋ともコラボし、楽しく気軽に来ていただきたい」と話した。


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