竹宮恵子氏が学長退任へ 京都精華大、後任はサコ氏 

竹宮恵子氏

 京都精華大(京都市)の学長を務める漫画家の竹宮恵子氏(67)が、来年3月に任期満了で学長職を退任することが15日、分かった。複数の大学関係者が明らかにした。後任候補には、西アフリカのマリ出身のウスビ・サコ教授(空間人類学)が選ばれており、9月の理事会で正式決定する。

 竹宮氏は2000年に教授となり、08年にはマンガ学部長、14年に4年の任期で学長に就任した。学長は教職員が投票権を持つ選挙によって選出された後、理事会の承認を受ける。過去には複数期務めた学長もいたが、竹宮氏は今回の学長選には出なかった。


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