H2A、12日打ち上げ 日本版GPS衛星搭載 

 日本版の衛星利用測位システム(GPS)をつくるための政府の人工衛星「みちびき3号機」を搭載したH2Aロケットの打ち上げに向け、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、鹿児島県の種子島宇宙センターで準備を進めた。打ち上げは12日午後1時40分の予定。

 みちびきは、カーナビやスマートフォンに広く利用される米国のGPSの位置情報を補い、精度を向上させる。政府は2018年度から計4基体制で位置情報を提供する方針。今回は3基目で、10月ごろには4基目の打ち上げが控えている。

 3号機は静止軌道に投入する。


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