稀勢関、10日に巡業合流 横綱昇進後初の参加 

横綱稀勢の里関

 大相撲で、けがにより2場所連続休場中の横綱稀勢の里関が、茨城県日立市で10日に行われる興行から夏巡業に合流することが8日、決まった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が明らかにした。

 新横綱だった3月の春場所で左上腕などを負傷した稀勢の里関は春巡業を全休したため、昇進後初の巡業参加となる。7月の名古屋場所では左足首も痛めた横綱について、師匠は「(本人が)できることをやりたいと言っている。けがを治すというより、筋力を上げていかないといけない」と話した。取組をするかどうかは未定という。


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