イスラエルと接触凍結を継続 パレスチナ議長、聖地混乱で 

 【エルサレム共同】パレスチナ自治政府のアッバス議長は25日、イスラエル政府がエルサレム旧市街にあるイスラム教とユダヤ教双方の聖地の警備を強化するため、監視カメラ導入を決めたことに反対を表明し、イスラエル側との接触凍結を続けると述べた。パレスチナのメディアが伝えた。

 イスラエル政府は25日、混乱収拾に向け、旧市街の聖地「神殿の丘」(イスラム名ハラム・アッシャリーフ)の入り口に設置していた金属探知機を撤去したが、アッバス氏はイスラエルが聖地の警備を強化する新たな措置を取る限り、協力を再開しない考えを示した。


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