北朝鮮、潜水艦で日米韓けん制か ミサイル警戒の艦船など 

北朝鮮の朝鮮人民軍の潜水艦に乗船する金正恩氏(中央)。朝鮮中央通信が2014年6月16日報じた。視察日は不明(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル共同】北朝鮮が弾道ミサイル発射実験の動きを見せているのを受け、日米韓の防衛当局は25日、ミサイルの種類などについて分析を続けた。一方、聯合ニュースによると、北朝鮮のロメオ級潜水艦(1800トン)が10日間近く日本海での活動を継続。監視を強化している日米韓の艦船などをけん制する狙いの可能性もある。

 北朝鮮が今月4日、北西部亀城市から発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」は秋田県・男鹿半島から約300キロの日本海に落下した。防衛省関係者は北朝鮮が火星14よりも長射程のICBMや、新型中距離弾道ミサイルを発射する恐れもあると指摘している。


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