司法長官解任を検討か トランプ氏、捜査対応不満 

セッションズ米司法長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は24日、トランプ大統領がセッションズ司法長官を解任する可能性について検討していると報じた。セッションズ氏が大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」捜査に関与しないと表明後、モラー特別検察官が任命されて捜査が進展したことへの不満を強めており最近、公然と批判していた。

 トランプ陣営とロシア政府の共謀の有無を調べるモラー氏をけん制する動きの一環との見方も出ており、実際にセッションズ氏解任に踏み切れば「捜査妨害」との批判は必至。政権運営の混乱に拍車が掛かる恐れがある。


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