6月の熱中症3481人 高齢者半数、消防庁まとめ 

 総務省消防庁は24日、熱中症により6月に全国で3481人が救急搬送されたと発表した。前年同月より77人少ない。ほぼ半数を65歳以上の高齢者が占めた。静岡県で1人が死亡した。

 昨年よりやや減ったのは、梅雨入りで天候の悪い地域があったほか、西日本は平年より気温が低かったためとみられる。 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症は59人、短期の入院が必要となる中等症は1146人。発症場所は、庭を含む「自宅」が32・3%で最も多く、「道路」が15・1%、競技場や野外コンサート会場などの「公衆(屋外)」が13・3%だった。


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