上野の赤ちゃんパンダすくすく 自分で移動、両目も開きかけ 

生後40日となったジャイアントパンダの雌の赤ちゃん=22日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は23日、ジャイアントパンダの雌の赤ちゃんが手足で床をはって移動し、頭を左右に動かして方向転換をするようになったと明らかにした。これまで閉じていた両目もうっすらと開きかけており、順調な成長ぶりだという。

 動物園によると、生後40日となった22日の身体検査では、体重1656・5グラム、体長34・1センチ。17日から手足で床を移動し、19日には足の裏に毛が生えているのを確認した。母親のシンシン(12歳)は授乳をしつつ、赤ちゃんの体をなめて排せつなどの世話をしている。


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