対ロ制裁法案で与野党合意 トランプ氏に厳しい選択 

 【ワシントン共同】米上下両院で多数派の共和、少数派の民主両党の指導部は、既に上院を通過しているロシアに対する制裁強化法案について一部修正した上で合意した。複数の米メディアが22日報じた。法案は制裁の緩和や解除には議会の審査を必要とすると定め、トランプ大統領の権限を大きく制限する内容。対ロ関係の改善を目指すトランプ氏は、重要法案で初めて拒否権を発動するかどうかの厳しい選択を迫られる。

 法案は下院の採決を経て夏季休会前の月内にもホワイトハウスに回される可能性があるという。


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