岸田外相「結束し政権支える」 来月の内閣改造で 

故大平正芳元首相の墓参をする岸田外相=22日午前、香川県観音寺市

 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相は22日午前、安倍晋三首相が8月3日にも実施する内閣改造・党役員人事を巡り「安倍政権に厳しい批判の声が上がっている。結束して政権を支える努力をしなければならない」と強調した。首相の後継「ポスト安倍」の有力候補とされる自らの処遇には「首相の判断を待ちたい」と述べるにとどめた。香川県観音寺市で記者団に語った。

 これに先立ち、同市で宏池会第3代会長の故大平正芳元首相の墓参をした。故池田勇人元首相が創設した宏池会は今年が60周年の節目。池田、大平、鈴木善幸、宮沢喜一の4氏が首相の座に就いた。


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