2017年7月22日 00:59 | 無料公開
【ベルリン共同】ドイツの有力誌シュピーゲル(電子版)は21日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題について、VWやダイムラー、BMWなど同国大手5社によるコスト抑制のための談合がきっかけになった可能性があると報じた。同誌はVWの内部文書を入手したとしている。 シュピーゲルによるとドイツ当局は、VWなどを鋼材調達での談合の疑いで調査。5社は1990年代から各種作業部会を設け、下請け企業の選択や部品のコストなどについて話し合っていた。