福島、茨城で局地的大雨 前線南下、大気不安定に 

 日本列島は12日、梅雨前線の南下で大気の状態が非常に不安定になり、東日本などで局地的な大雨が降った。福島県や茨城県では、レーダーを使った解析雨量で1時間の降雨量が100ミリを超えたところもあった。

 気象庁によると、日本海にあった梅雨前線が南下し、東北から西日本の広い範囲で湿った空気が流れ込んで積乱雲が発生しやすくなった。

 12日午後には、茨城県で解析雨量が北茨城市付近で約120ミリ、常陸大宮市付近で約100ミリ、福島県でもいわき市南部付近で約120ミリ、棚倉町付近で約110ミリなどとなり、気象庁は記録的短時間大雨情報を出して警戒を呼び掛けた。


  • LINEで送る